813系車両概要

 JR九州は、811系に続く近郊型電車として、813系の導入を1994年から開始した。813系は1994年に登場した0番台(Rm001~009)が2両×9編成で導入され、811系との併結運用を可能にすることにより運用の自由度を高めることができた。

 1995年には100番台が登場した。

◇813系形式

・クモハ813 偶数方先頭車 定員124(48)名 主電動機はMT401K(150kW)

      100番台 定員129(48)名、ドア間の各ドア寄り1列座席の固定化

      200番台 定員130(48)名 運転室寄り客室拡大

      300番台 定員130(48)名 

・モハ813 1000番台 中間車 定員141(56)名 VVVFインバータ装置はIGBTへ変更

     PS400Kパンタグラフを装備

     1100番台 2006年度増備車 行先字幕拡大車

・クハ813 奇数方先頭車 電動車と一体不可分のユニット車 定員122(46)名 トイレ付

     PS400Kパンタグラフを装備 主変圧器 TM401K 主整流器R S405K

     100番台 定員129(48)名、ドア間の各ドア寄り1列座席の固定化

     200番台 定員128(48)名 運転室寄り客室拡大

     300番台 定員127(40)名 車椅子対応設備有

     1000番台 定員127(40)名 車椅子対応設備有 パンタグラフ非搭載

     1100番台 1000番台の行先表示機拡大車 パンタグラフ非搭載

・クハ812 1000番台 偶数型先頭車 定員130(48)名 各形式1100番台と編成を組む

     1100番台 1000番台の行先表示機拡大車 各形式1000番台と編成を組む

・サハ813 100番台 中間車 定員141(56)名 ドア間の各ドア寄り1列座席の固定化

     200番台 200番台と連結 定員141(56)名

     300番台 定員141(56)名

     400番台 定員142(52)名 車椅子対応設備有 0番台の3両化の際に増備

     500番台 3両編成用 0番台車と連結 ロングシート 定員161(52)名

 

※2021年ごろから登場した輸送力向上改造では一部座席が撤去され車番が従来のもの+2000という扱いになっている。さらに輸送力向上改造の他にワンマン対応化および車外カメラの設置を行った編成には従来の編成+3200という扱いになっている。もはや訳が分からない。